花研コーヒーブレイク
フローリストってすばらしい
2023.03.29
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
昨日のせかほし(NHKテレビ番組)はとても楽しかったですね。
英国のトレンドで自然を切り取ったような野草を束ねた感じのテイストとドライフラワーが人気というのは、日本のトレンドとも共通していると思いながら興味深く拝見していました。英国では、その野草の雰囲気を持つ花材きを高低差を付けながら、一つ一つの花が呼吸できるようにふんわりと束ねるスタイル、タテラインを生かしつつも、正面も裏面もなく360度どこから見ても素敵なブーケとして完成しているもの、そのようなスタイルの花束をジャンピングブーケと呼んでいることがよくわかりました。日本ではまだジャンピングブーケという呼称はまだ浸透していないように思いましたが、すぐに広まるかもしれませんね。
また、日本のフローリストさんが水先案内人としてご紹介されていましたが、素晴らしい技術と感性をお持ちの方で感心してしまいました。個性的なで素敵な花瓶を探してきては、それに合う花と飾り方を提案して、暮らしに彩と輝きを与えてくれるフローリストって、本当に素晴らしいお仕事ですね。
昨今の花きトレンドは世界同質化しているように思います。どちらが進んでいるとかではなく、国境がなく水彩絵の具を混ぜ合わせたように入り混じり、同時に共有、拡散していくように思います。
フローリストという職業の素晴らしさを改めて痛感すると同時に、他国の文化やトレンドを知る良い機会となりました。
それではみなさま、ごきげんよう。