花研コーヒーブレイク
4月25日 何の日?
2013.04.25
4月25日、花研発信の花暦カレンダー(「ここほれわんわん」に掲載)では「歩道橋の日」としています。
1963年、大阪駅前に日本で初めて歩道橋ができたから。以外と最近なのですね。中味は深いのかもしれませんが。
4月25日はギロチンの日ともされています。そのイメージからなかなか響きが穏やかではありませんが、1792年の今日、フランスでギロチンが実際に使われ始めました。
ギロチンという随分と残酷な処刑方法を開発したように思われるかもしれませんが、実は受刑者の苦痛を軽減するために考案されたものなのです。それまでは切れない斧を使って未熟な死刑執行人などによる処刑がされていました。それこそ残酷そのもの。これを解決しようと考案、開発されたものです。
この「ギロチン」という名前ですが、ギロチンを考案したお医者さん、兼国民議会議員の名前に因んでいます。(フランス語読みではギヨタンさん)
つまり、ギロチンさんという方がいらしたわけです。もちろんその子孫に当たる方も現在フランスにいらっしゃるわけですが、ギロチンさんに限っては名前を変えていいことになり、別の姓を名乗っているとのこと。
ちなみに、フランスでは1981年に死刑廃止、それに伴いギロチンも使用されなくなっています。それまでは使われていたことを考えると、ギロチンという極最近まで実用されていたことに驚かされます。