花研コーヒーブレイク
ユリも変わってきましたよ
2023.02.27
こんにちは。
皆の花研ひろばです。
オリエンタルユリは大輪、あるいは八重咲きに傾倒してきましたが、ついにその流れに一石を投じる細弁のユリが登場しました。
いや、前から流通はしていたんですよ。しかし、展示されたのはほぼほぼ初めてでしょうか(見落としていなければですが)。
細弁でシュッとしてシャープな感じです。この感じがいままでにありそうで無かったように思います。今のトレンドで行けば、圧倒的にこのタイプでしょう。今までユリ業界で展開していたものは(オリエンタルに限らずですが)八重、一重問わず小輪タイプ、ヒメサユリのような野趣あふれるタイプ、あるいはアプリコットファッジのようなユリらしくないユリなどが新しい発信要素でした。大輪という要素はそのまま残して、色もそのまま、花弁だけ細いというのがこれまでにないパターンで注目に値すると思います。
ユリ産業の時代対応力や開発力は目を見張るものがありますね。今後もユリ業界からの新しい発信が楽しみです。
それではみなさま、ごきげんよう。