花研コーヒーブレイク
「花咲く おおたの園芸史 ~生産される花々~」
2023.01.13
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
大田区の馬込にある大田区立郷土博物館で「花咲く おおたの園芸史~生産される花々~」が開催中です。
先週の1月7日(土曜日)から始まりました。大田区の園芸史(花き、野菜)を辿る大変興味深い展示会です。
花きについては大正時代から連なる生産の歴史から大田市場の歴史までが、また現在は記録や痕跡のみとなった蒲田の花菖蒲についてなど興味深い内容が展示されています。
コンパクトに日本の花き産業を知ることができて、とてもいい展示だと思います。
大田区のホームページの案内文を抜粋↓
「観賞用の植物を「花卉(かき)」といいます。花卉は、装飾や供物に用いられたり、公園や花の名所で栽培されたりと、暮らしの中に身近にあるものです。この花卉の栽培と生産が大田区内でも行われてきました。本展では、大田区内「蒲田」「田園調布」「馬込」の3地域で行われてきた花卉生産を通して、明治時代からへ現代へと続く大田区の花づくりの歩みをたどります。農村から住宅・工場地帯へと変化していくなかで、新しい品種の栽培や品質改良に取り組んできた園芸家たちの歴史を紹介します。」
・・・引用終了・・・
会場は馬込の山と谷の合間にある博物館です。都営浅草線の西馬込駅から徒歩10-15分くらいでしょうか。大森駅からでしたらバスをご利用になるのがいいかとは存じますが、運動靴を履いて歩いてみるのも一興かもしれません。東京らしい坂の多い地形を味わうこともできます。
会期は3月5日(日)まで。※新型コロナウイルス感染症の影響により変更となる場合もあるとのこと。
またとない機会かと存じますので、よろしければお出かけくださいませ。
最後にラジオ出演のご案内です。
1月16日(月)朝8時15分ころから、NHKラジオ「マイあさ!」にて、生放送で市場の様子と今のおすすめの花をご紹介いたします。
今回は明るい黄色のあの花。クイズを交えて生産秘話も紹介いたします。よろしければぜひご聴取くださいませ。
それではみなさま、良い週末をお過ごしください。ごきげんよう。