花研コーヒーブレイク
【物流】軽乗用車の貨物運送の解禁は花き業界に明るいニュースとなるか
2023.01.10
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
2022年10月から軽乗用車による貨物運送が解禁されました。
といっても陸運局に申請し、ナンバープレートの更新は必要ですが、荷台用に座席の取り外しなどの改造は申請不要だそうです。よって参入は以前よりも容易になります。
EC全盛期の中、物流で一つの課題だったら「ラストワンマイル」といわれる拠点から最終配達先への機能が不足していたところを補う可能性が高く、注目されているようです。花きについても配達手配が困難な昨今ですので、恩恵を期待しているところです。特に母の日のようなスポットで配達が増える場合などにおいて期待値が高まります。来年の母の日の不安がすこし解消されるのではないでしょうか。
詳しい内容は業界ニュース、カーゴニュースなどが明るいです。
記事はこちら→カーゴニュースより
さて、軽自動車は日本が誇る車文化ですが、おなじくらいかっこいい車が軽トラ。農研機構で自動運転の研究が進んでいるそうです。
記事はこちら→自動運転軽トラ(試験)のニュース
公道では事情がわかりませんが、農地においてであればすぐにでも実用化されそうな気がしてきました。花き生産者の皆さまで中山間地の方々に朗報となるでしょうか。
市場内でも自動運転ロボが台車を運搬するテスト事業を見たことがありますが、市場内は存外に狭く、また人通りが多いので今のところ乗り越えるべき課題が山積のようです。
オランダのメーカーには台車の底に潜り込んで動かすタイプのロボットを提供する企業もあるようです。いろいろ考えられていますね。
いずれにしても、今回のニュース2つ、物流改善に一筋の光明がさしたといえるのではないでしょうか。
それではみなさま、ごきげんよう。