花研コーヒーブレイク
世界的なスプレー花の全盛を感じるこの頃
2023.01.06
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
日本に到来している現在花きのトレンドブームは、一つ最高潮を迎えているように思います。そこからすればいまさら感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、メモしておきたいと思います。
以下の2つの例を以ってスプレー全盛というのは部分を全体と捉えているというよりも、全体を捉えた一つの象徴的な現象といえるのではないでしょうか。大衆マインドに加え、世界的に資材やエネルギー高騰など社会的背景が相まって、トレンドの歯車がおおきくなっていくわけですから、トレンドBOOSTの背景にはやはりそれなりの理由があるように思います。例えばスプレー咲き全盛の背景には、燃料高のこのタイミングで同じコストであれば、よりボリュームのある商品作りが欠かせないという事情があるのではないかと。
☆事例その1:バラの育種で世界的に有名なメイアン社 カスミソウに対抗するような品種をリリース!?
元々ミニチュアローズという極小輪多花性品種はあるのですが、切花ではニッチな商品でした。
それをメイアンのような本流を行く育種企業が取り上げるのは珍しいのではないでしょうか。バラがカスミソウのマーケットを狙うというのもよほどのことです。
☆事例その2:こちらはグリーンワークスというオランダの種苗会社 ラナンキュラスのスプレー咲きを紹介
ラックスシリーズのような光沢のある品種群です。
ラナンキュラスSP品種の紹介記事
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