OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

パントンカラーオブザイヤー2023

2022.12.12

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

先週発表されたパントンのカラー・オブ・ザ・イヤー2023。やや土気色したパントンのトレンドカラーである「マゼンタ」は、日本では縄文土器の彩色でもみられる赤を彷彿とさせる生命力を感じさせます。

 

縄文土器の赤の原料は鉱物などを由来としているので、パントンのトレンドカラーの説明文にあるカイガラムシ由来の赤ではないのですが、土気を帯びた赤には原始の太陽崇拝を思い起こさせるところがあり、エネルギーを感じますね。

 

色から元気をもらうということで考えると、観賞用の花もそうですが食の世界でも同様かと思います。

赤っぽい色素を含む食品、多くの場合ポリフェノールですが、赤いだけでとてもおいしそうに見えますし、すっかり健康食材の象徴となりました。赤ワインや紫キャベツ、紅芋・・・、いやいやここで忘れてならないのはカブや大根でしょう。

これからの時期旬を迎えるスズナ、スズシロには赤い色素をもった在来種があり、各地でおめでたい席で重宝されています。山形ですと温海(あつみ)カブが有名です。私もこればかり食べていたのですが、最近、強力なライバルがあることを知りました。赤い大根、赤城しぐれです。

赤城乳業の氷菓ではありません。大根です。偶然スーパーで発見し、酢漬けにしました。すると大根に含まれるポリフェノールがいい塩梅に浸透し、大根全体を赤紫に染め上げます。

 

はい、それがこちら。お弁当のおかずに持参しました。右上の半月板に切られた赤い大根です。

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赤い色味は人をエネルギッシュにし、健康をもたらしますね。

 

2023年のカラーに選ばれたのは、そのような願いも込められているのかもしれません。

 

 

【追伸】ほんとうに偶然ですが赤が多い弁当になりました。

(梅干しのしそはポリフェノールの一種のアントシアニン ミニトマトの赤はカロチノイドの一種であるリコピン 、そして赤城しぐれはポリフェノール系)

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

フラワービジネスノート2023の情報ページ「19」には「トレンドMEMO」として、パントンなどが発表したトレンドカラーをメモする欄がございます。

12月12日本日発表されるであろう「今年の漢字」もメモ欄がございます。是非ご利用ください。

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