花研コーヒーブレイク
パーソナライズ消費体験(トキ消費)が進化中です
2022.11.25
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
博報堂生活総研によれば、日本における消費スタイルは昭和、平成、令和と年号がすすむにつれて、より進化しているのだそう。商品が不足の時代はまさに物が手に入るかどうか、DCブランド、舶来ものがありがたい時代がモノ消費、モノが余る時代においては体験が消費される、旅行やライブイベントのように体験を消費するコト消費、そして今や体験だけでなく、その場に参加した皆さんで消費を形作ることで、今ここでしか味わえない時間を消費するというトキ消費と進化したそうです。
本日紹介する花きの消費スタイルは、最新の消費形態トキ消費的なサービスです。
①andplants社の提供するパーソナル診断 観葉植物/ギフト
その時の気分で選択肢を回答していくと、今何が欲しいのかというおすすめにたどり着くあみだくじ的な提案。デジタル化したデータベースに基づくあみだくじでしょうから、その選択肢はトキ消費そのものではないでしょうか。
②有楽町マルイに誕生した、NAKED FLOWERS 常設エリア
一種の体験型あみだくじになっている。パーソナル情報をポイント毎に入力することで、おすすめされるアロマ情報や見ることができる映像が異なるような仕掛け。(たぶん)
・・・などなど、その時の状態に応じたパーソナライズした体験の提供ということデジタル化したサービス提供技術ということなのでしょうか。
実は、花きのトレンドを見ていると、個人需要の高まりのせいか、やはりトキ消費に当てはまる花材が人気の中心に集まってきているように思います。
ではトキ消費に当てはまる花材って??
周年あっていつでも買えるもの・・・というよりは、その時にしか手に入らない、生花店頭で運命的に出合ってしまったような季節の花やレアに思える花材などが当てはまるように思います。
それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。ごきげんよう。