OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

花きの物流 段ボールが焦点です

2022.11.07

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

いやあほんと、webマガジンの「フローラルデイリー」っていいですね。今回取り上げるのはこの記事、とても便利な花き輸送用段ボール箱、その名もカーゴライト。半分宣伝記事ですが、とても興味深いのでご紹介します。

 

記事はこちら

※翻訳が必要な場合はGOOGLEの日本語訳などご利用いただければと思います。

 

「カーゴライトという箱は強度と容積効率性が高いことから世界中で利用が進んでいるんですよ」と若干ヨイショが入った記事。しかしただのヨイショではありません。

カーゴライト社のサイトをみると、箱のタイプは主に二つあることがわかります。一つは箱の側面にプラスチック製のアタッチメントを付けることで箱の強度を上げるというもの。箱がつぶれるのを防ぐ役目をするアタッチメントです。ちょうどPPバンドをかける位置にさらに太い支え棒のような太くて堅い棒をバンドで固定します。棒には相当な強度があり、1,000kgの過重にも耐えられるようです。

 

なかなか日本ではそこまでの重量は必要ありませんが、いわゆる棒積みをしたときに箱の荷崩れは起こりやすいことから井桁積みがされるのですが、この会社の商品のように、強度のあるバンドをかけることで棒積みでも荷崩れせずにいけそうです。ただし、日本での段ボール形状には海外と異なる特徴があります。箱が蓋型ではなく、片開き型が多いことです。この違いは箱を何段にも重ねたときにわかります。片開きの箱は、積み重ねるとすこーしずつ斜めになります。片開きの蓋の基部がある方とない方とでは微妙に高さが異なるためです。蓋型の方が積み重ねした場合にブレが少ないのですが、日本では蓋型段ボールを作る機械が多くなく、片開きの段ボールが主流だそうです。

 

この箱から、まだまだ段ボールの開発の余地や積載の改良可能性は大きいと思いました。箱で悩んでいる方は、参考までに記事の写真だけでもご覧いただければと思います。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

フラワービジネスノート2023はこちら。

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