花研コーヒーブレイク
東レの花は青
2022.09.26
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
本日、大田花きはカボチャ大市で、ライブで拝見するのを楽しみにしていましたが、海外からのお客様が相次ぎ見ることができませんでしたが、どうやらメジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手がきつねダンスをやるという楽しい寸劇が繰り広げられたようです。詳細は大田花きのホームページをご覧いただければ幸いです。いずれにしても、いいことですが海外からのお客様が増えましたね。花研もこの1か月を振り返ると、急に増えた印象です。10月11日からビザなし渡航が可能になりますので、さらに増えることでしょう。ビジネスチャンスを生かしていきたいと思います。
さて、週末は東レパンパシフィックオープンという女子プロテニスツアーの一つであるトーナメントの終盤でした。
写真はテレビ画面を撮影したものですが、準々決勝で選手のベンチに置いてあったのは、染のカスミソウの花束。サムソノワという選手(WTA(女子テニス協会)の方針で一部の特定の国名は国旗掲揚や選手の国籍としての公表は控えられています。ATP(男子プロテニス協会)も同様)とムグルッサというスペインの選手の対戦でした。ムグルッサはウィンブルドンでも優勝したり、何度か大坂なおみ選手とも対戦しているので、日本にもファンが多く、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。写真で右を向いて座っているのが、ムグルッサです。
決勝ではサムソノワと中国のジャン・チンウェン選手が対戦。コートには、オリエンタルユリが使われたカスケード状のブーケを持ってファイナリストが入場しました。
自分のベンチに丁寧に置くサムソノワ選手。ベンチの周りに装飾されていたのは、ブルーを基調したトルコギキョウ、スカビオサ、デルフィニウムなどによる装飾。
東レのコーポレートカラーを意識しているのか、花が目立ちすぎないようコートのサーフェスカラー(青)に合わせて青系にしているのか、理由はわかりませんがいずれにしても涼しそうで素敵なデザインですね。これがまた色が目立ちすぎると、プレー中に選手の視野に入ると気になるかもしれません。しかし、コートと一体感のあるような青系色であれば、プレーを邪魔することもありませんし、生花の効能から選手もリラックスして本来の力を発揮することが期待されますね。
さて、優勝したのはどちらでしょうか。結果はこちら。(東レのサイト)
ちなみに、2018年に大坂なおみ選手が決勝進出したときの花はこちら。
https://www.otalab.co.jp/blogs/23873
https://www.otalab.co.jp/blogs/23830
↑小欄で紹介しています。制作したデザイナーさんもとても有名な方で、ご自身のSNS等で制作したことを公表していましたので、この場でお伝えしても問題はないのだと思いますが、今年の花束や会場装飾も担当されたかどうか確証がないので、デザイナーさんのご紹介は控えておきたいと思います。
ちなみに、この東レで優勝した〇〇〇選手は、日本を観光して「歌舞伎町が素晴らしかった!キラキラして」とインタビューで答えていました。
え。歌舞伎町!?
花研への来客も、スポーツ選手も、要人も含め、海外からのお客様が徐々に戻ってきていいことですね、ちょうど円安ですし、たくさん日本を楽しんでいってもらいたいと思います。
それではみなさま、ごきげんよう。海外の方にも、フラワービジネスノートをお土産、あるいは情報源としてご利用いただいております。