OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

進化する自販機

2022.09.19

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

日経新聞を眺めていたら、JT(日本たばこ産業)と一風堂(というラーメン店を展開する力の源ホールディング社)とが自販機ビジネスを進めるという記事がありました。

てっきりタバコの自販機を冷凍食品の自販機に置き換えるぐらいに思っていました。JTはテーブルマークという冷凍食品ブランドを展開されていますね。しかし、よく電子版などを読むともっと大きな話でした。海外の場合、日本食の需要が高いものの、ご存じのように人件費が大変高く、提供する日本食が高くなりがち。そこを自動調理機能付きの自販機が解消するというモデルです。

 

高度なノウハウでつくられた日本食を冷凍にして、世界中の消費地に持って行き、機械が速やかに、且つ適切に調理することで価格的味的に素晴らしい料理を提供することができるというビジネスのようです。日本ですと、自動販売機という販売にだけに目が行きがちなのですが、記事によればその自販機は調理機能が売り。アメリカのカリフォルニアに本社を置くYokaiエクスプレス社が開発した商品だそうです。そしてこのような調理機能付き自販機はなんと羽田にもあるようです。2022年4月に設置されたようです。CEOが日本への設置記念でスピーチした内容から最も重要な点は、自販機ではなく実際に調理するロボットだというところ。自販機でもあり調理ロボット。
ところでロボットで思い出したことがあります。ラウンドブーケを組める機械があるのをご存じでしょうか。とある会社さんの加工場で機械を見せてもらったことがあります。直径70-80cmで高さ1mぐらいの機械が花を挿す穴がぐるっと360度ある。そこに花を入れてゆきボタンを押すと茎を挿すように置いた底面の位置と花首に近い上面の位置が反対の水平方向に回ります。つまり花をスパイラルに組んでいくのです。
この機械でラウンドブーケをつくる場合には所定の花材を所定の穴に人が一本ずつ入れる必要があります。もしかすると自動で花を入れてくれるロボットアームがあれば、全自動機械で作った花束というのも近い将来流通するかもしれませんね。それを自販機で実現。つまり、好きな花を選びつつ買えるというオーダーメイドの花束自販機も夢ではないかもしれません。などということをついつい思いつきました。

 

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ときかれて、「どんな花があったっけ・・・?」とちょっとでもった方には、花の名前と流通期が満載のフラワービジネスノートがお薦めです(花の写真はフラワーオブザイヤーOTA結果紹介のページくらいで、そのほかはほとんどありません)。

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それではみなさま、ごきげんよう。

 

 

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