花研コーヒーブレイク
そういえば「あれ、どこいった?」シリーズ
2022.08.25
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
某バラエティー番組で「三省堂国語辞典」改訂版では、約1100語が削除されたと言っていました。1100語削除の一方で、3500語が追加されたようですが。
削除された言葉の例は「着メロ」「コギャル」「プロフ」「マイナスイオン」「ボイン」など。
ということで、ふと思い出したそういえば「あれ、どこいった」シリーズ花研バージョン。
★夕立
「ゆうりつ」とか読まないでくださいね。「ゆうだち」です。
過日の小欄に書いたばかりですが、いつの間にか「夕立」と言わなくなり「ゲリラ豪雨」とも言わなくなり、う~ん「線状降水帯」という言葉を聞くことが多いでしょうか。
より理論的な言葉を使うことで、可能性を明確にして、自分事として危機感を持って行動してもらうことを促しているともいえるかもしれません。
★キュウリの白い粉「ブルーム」
キュウリのブルームって昔ありましたよね。表面についている白い粉っぽい、あれ。
子供心に農薬なのか、そこまでいかなくてもなにかケミカル的なものかと思ったものですが、「これがあったほうが野菜が元気でおいしいんだよ」と教わった記憶があります。
しかし、いつの間にかなくなったキュウリのブルーム。最近スーパーに並ぶキュウリでブルームが付いたものはまず見ません。
1983年接ぎ木用のブルームが出ない台木が育成されて、全国に普及したことでブルームはほぼほぼ見なくなったようです。
むしろ今キュウリのブルームに出合えたら貴重体験ですね。
★イチゴ型の先割れスプーン
いやあるんだけどね、実は拙宅に。ていうか実家に。
でも稼働中の先割れスプーンを見なくなりましたし、東京の自宅でもちろん使うことはまずありません。
イチゴの糖度が今ほど高くなかった時代、あるいはイチゴ1粒が今ほど大きくなかった時代に牛乳と砂糖、或いは練乳をかけてイチゴ型の先割れスプーンの背中で潰して食べることが目的で流通したものと思います。さすが今の立派なイチゴには使いませんね。でもよくできたスプーンだけに、別の手段にぜひ活用したいものです。
★グレープフルーツを上下真っ二つに切って、砂糖をかけよう
って食べ方、どこいった?
昔はグレープフルーツもとてもすっぱくて、そのままでは食べられなかったのかな。
砂糖をかけて食べる感じ、あれはあれでビジュアル的にもおいしそうでよかったように思います。
今やったら、もともとのフルーツの糖度にプラスされて、糖尿病まっしぐらでしょうか?
★自転車を2人乗りする高校生男女
どこいった?
まだいらっしゃるのかな。最近見ないけど。会社にいるから見ないだけじゃない?
★カセットデッキのオートリバース
カセット、入れ直さなくていいのね。なんかちょっとした優越感を得たものだったけど。誰かがご奉仕でカセットをリバースしてくれている感じだった。
★耳ペン
いないね。見かけませんね。
自分でやるしかないかな。
★事務用アームカバー・・・を使っている人
事務用のアームカバー時代は売っているようですが、使っている人は見ませんね。あれはカーボンの書類を使う機会が多くて、袖口が汚れるからだったのでしょうか。鉛筆で書いてある書類でもずっとこすれていたらだんだん袖下も汚れるでしょうね。いずれにしても書類が多い人用。
あれ付けて、ちょっと黒縁の四角い眼鏡かけて、サンダル履いて、猫背気味であるいていたら、昭和のレトロキャラクターに認定。
★エリマキトカゲ
ちょっと最近メディア露出度低いんじゃない。愛されキャラクターだと思うけど。
いらっしゃるならたまにお会いしたいものです。
★駅の伝言板
あってもいいとは思うのですが、スマホ普及率を鑑みれば、まあ非効率ではありますな。
★ホタル
小さいころは家の前とかにいたのですが、もうここ30年くらい生活圏で見かけることはありません。空気や水のきれいな里山に出かければいるのかもしれませんが、なかなかお目来かかる機会lessですな。
★ピンピネラ
最後に花きネタ。もうこれ書くの3回目くらいですが。
大田花きにご出荷がないだけで、ほかの市場にはあるかもしれませんし、流通ゼロとは言い切れませんが、見かけなくなりました。
また、近いうちに「あれ、どこいった?」第2弾を検討したいと思います。よろしければみなさまのお気づきもお待ち申し上げております。
※キュウリのブルームネタは、竹下大学先生の「野菜と果物 すごい品種図鑑」から仕入れました。
↓この本、とても良くておすすめです💗
もちろんフラワービジネスノート2023もおすすめです。9月1日発売です。
ごきげんよう。