OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

マリーアントワネットが好きだった花は本当はバラではなかったもしれないって件

2022.08.18

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

マリー・アントワネットの花といえば、自然にバラを想像してしまいますね。「自然に」には潜在的にプランとされたイメージがあって、それは例えばロサ・ケンティフォリアを持っている肖像画を幾度となく目にしていたり、「ベルサイユのバラ」のヒットがあったりなんていうことが理由なのだと思います。

 

しかし、実は青いヤグルマソウをこよなく愛していたのだとか。

ヤグルマソウが描かれた食器一式を買い求めたりしていたそうで、なるほど青くて野に生えている自然な感じが好きだったというトレンドは、現在のトレンドにも通じているかもしれません。しかも、フランス革命が起こる1789年より少し前のころは、プチトリアノンで過ごす時間が増え、(偽ではありますが)農村生活を体験していたといいますから、これはなかなかシャンペトル(フランス語で「田舎風の」という意味)が流行っている

もしかすると、アントワネットが好きだった花や花束がそのまま今の時代に販売されていてもよく売れるかもしれませんし、或いはその逆で、今人気のブーケをアントワネット様に献上しても、喜んでもらえたかもなんて想像しております。

 

トレンドのサイクルや昨今の特徴について原稿をまとめていて思いました。

それではひとまず。

弊社は本日から通常営業しております。

ごきげんよう。

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