花研コーヒーブレイク
ハマリのプロセス
2022.07.18
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
「中毒性」というと大げさですが、「ハマるもの」にはちょっとした脳のプロセスがあるのだそうです。例えば、ある食べ物に対して期待値があまり高くない状態で、何かをきっかけにそれを食べてみて、期待値を大きく上回っておいしかった時に、センサーがピーンッ!と立って、また次回食べてみようとなるのだそうです。そうやってハマっていき、何度もリピしてしまうというのが一つのプロセスなのだとか。
言われてみたら、「プチハマり自分歴」を思い返しても、そんな感じだったように思います。何かをきっかけにあまり期待せずに手に取ってみる。期待していないのですが、例えば食べ物であれば、味覚としては未体験ゾーンにトライしてみて、思いのほかおいしいとまたつい買ってしまう。脱出するまで幾度となく買い込んでしまうんですよね・・・とほほ。
週末にまたハマりそうなアイテムにかかってしまいました。
これ、一見ナニだと思いますか?
パッと見、多くの人はチーズだと思いますよね。そしてチーズの体で販売しています。パッケージの小窓から見える商品もシュレッドチーズそのもの。
しかし、よく見ると「※乳製品のチーズではありません」「乳原料・・・不使用」とな。
う~む、チーズラバーのアタクシとしてはなかなか興味深い。しかも、これまでにあまり見たことのないフレーズがパッケージに書いてあります。いったいこれは何なのだろうか。
ということで、原材料をチェックしますと・・・
ココナツオイルが最初にあります。
ココナツオイル?
え?
ココナツオイル??
お約束の二度見。
なるほど、これはビーガン用の代替チーズなんですね。
消費期限が迫っていたため定価より若干安くなっていたことを「きっかけ」に購入してみました。アタクシは(いまのところ)ビーガンではなので、代替チーズである必要はないのですが、ココナツオイルでチーズっぽくする食品てどんな??と思い、値下げを機会に試食してみようと思い立ったわけです。ま、ただの食いしん坊の興味本位ですよ。
ほんまにチーズっぽいんかいな。どのくらいまでチーズ感を再現できているものなのだろうというシンプルな好奇心。
エリンギに載せて焼いていただいたのですが・・
えっとですね、あの~・・・
そーとーおいしい💗お値段以上、期待値以上。
あ、いえ、一応お伝えしておきますと、アタシは決してグルメでもありません。決して、ええ。
・・・と付け加えたうえで食リポさせていただきますと、とても植物由来とは思えないほど風味豊かで、香りもコクも感じます。
加熱すると溶けるチーズほどねっとりはしていないのですが、コーンポタージュのようにさらりと柔らかく、しかもチーズっぽいコクがあるのです。
あいやー、これはまたハマるパターン臭がします。少なくとも今後何回かは購入するでしょう。
「きっかけ」+「期待値以上」→リピート
という公式に当てはめれば、「きっかけ」はフェアやイベントだったり、価格だったり、店頭fun(お楽しみ)だったりするのでしょう。「期待値以上」は、日持ちだったり、誰かにプレゼントしたときの喜び、驚きだったり、主観も大きく入ってきますので、思うようにいかない部分もありますが、新規のお客様を集めてリピを期待するのであれば、この二段階プロセスを企画してみるのはいかがでしょうか。世の中、アタシの脳みたいに単純にはいかないかもしれませんが。
それではみなさま、ごきげんよう。