花研コーヒーブレイク
世界最大の植物となめこの起源について
2022.06.30
こんにちは。みんなの花研ひろばです。なんだか最近アヂグネ??
太陽の力が最も強くなる夏至のころと、いくつかの高気圧が重なって大気が暑くなる現象が重なって、例年にも増して暑さが厳しいように思います。通常なら地軸が傾いていることによって、夏至の後に暑くなるのですが・・・。長時間屋外でお仕事される方、またハウスに入ってお仕事に集中される方、何卒適切に水分を取って、くれぐれもご無理のないようにお願いしたいと思います。
さて、少し前の記事ですが、6月1日のBBCのニュースに「世界最大の植物発見、オーストラリアの沿岸部に自生する海藻だった」というトピックスがありました。
海藻が群生しているので、あちこちからサンプルをとってどのような遺伝的な変異やらがあるのか調べたところ、実は全部同じで1つの個体だったというオチ。調査した研究者もびっくりだそうです。
さて、これと同じように研究がびっくりしたというのが、日本のなめこの起源は福島産のある株だったというニュース。日本農業新聞6月16日号より。
流通する各社のナメコの遺伝子を解析したところ、60年前に福島県喜多方市で採取されたある野生株が起源だったそうで、案外と栽培しやすい菌株を得ることこそ難しいことなんですねえ。
ところでこれら二つの話は全然違うのですが、遺伝子を解析したらわかったのだが、その結果に科学者が驚いたということが共通していると思いました。
科学は面白いですね。
それではみなさま、ごきげんよう。