花研コーヒーブレイク
ラン物語三部作【最終章】大田市場に着生ラン
2022.06.01
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
6月1日はアーティチョークの日、そして衣替え。衣替えはとうの昔に済んでいるという方が多いでしょう。
さて、思いがけず、月曜日から今日までランのトピックス三部作になってしまいました。今日は最終章、大田市場の着生ランについて。
大田市場を周辺を散歩していると、敷地内に着生したランの塊に出会いました。環境がよく適っているのでしょうか、元気よく咲いていますね。最初はどなたかがこの樹に括り付けたのだと思いますが、周辺のアイビーの繁茂具合などからすると、その後は手入れというよりも自然の環境でよく育っているように思います。こうした、やや放置された野良植物が環境に適合しイキイキと花を咲かせているところに出くわすと楽しいものですね。
着生ランの生長を助ける雨雲は、はるか南の海上からここまで北上してきたものと思います。このランもそもそもは南国からきたものでしょうから、ここ日本で相まみえるとはなかなか神秘的な出合いですね。着生のランから滴る雨粒を見ながら南国生まれの両者の出合いに想いを馳せていました。
それではみなさま、ごきげんよう。