花研コーヒーブレイク
高度にデジタル化した農業「蜂の巣ビジネス」
2022.06.24
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
センサー機器で環境を高度に管理されたミツバチの巣箱があるそうです。
詳細はこちら
HPの動画を見るとすごいです。物置のような大きさで、中にセンサー、カメラ、はちみつを集めるロボット・・・。
誤解を招きそうですが、ロボット掃除機ってありますよね、あの巨大版のようなイメージです。ミツバチが世界中で減少しているそうですが、その蜜蜂減少による農産物減収の影響はすさまじいほどに大きく、ベリーの実、種から油を採るなどという言葉は、ミツバチによる受粉によってはじめて成り立つそうですから、減少するとあらゆる農作物の生産量が減少します。コーヒーだってミツバチが受粉しているのです。
ミツバチが減少している要因が特定されたわけではないのですが、ミツバチは養蜂家によって管理される必要があります。養蜂家がミツバチの発するシグナルを察知して管理しているのですが、養蜂家がリアルタイムで管理できる巣箱の数には限りがあります。そこで、センサー付きの巣箱に需要があるというハナシです。巣の中を最適な環境にすることでミツバチを元気な状態に維持します。
花き生産においても様々な品種の種子の生産でミツバチには大変お世話になっていますし、観賞用の実もの類などの結実においてもまたミツバチに大活躍してもらっているはずです。ちょっとすごいな、と思ったデジタル化と農業でした。
ご参考まで。
それではみなさま、ごきげんよう。