花研コーヒーブレイク
ジャングルお風呂のつくりかた
2022.05.30
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
なんとなく蒸し暑い日です。英語で「蒸し暑い」を調べてみたら、mushy(へなへな、煮崩れた、過度に感傷的な)という単語に出くわしました。発音記号を見ますと、「マッシー」というのが日本語文字による表現は近いのかもしれませんが、実際の発音を聞いてみるとムッシーとも聞こえますし、スペルもまさにむっしーです。この単語が日本語の蒸し蒸しするに偶然にも通じているように思いました。実際には、とても蒸し暑い天候を英語で表現する場合には、特に口語表現ではmuggyという単語を使うようです。マギーアフタヌーンというと蒸し暑い午後というように。まあ一般的によく使われるのはhumidのように思いますが。
さて、フラワービジネスノート2022の8月の販売アイデアのところに「ジャングルお風呂」という案が掲載されています。このジャングルお風呂に適した植物、ノートには記載していませんが一つはバンダが挙げられるでしょう。私も軒下に下げておいたバンダを冬越しするために風呂場に移動しました。ひょっとしたら夏に風呂場でも良かったかもしれません。風呂場に間接的に入る光なら、植物にとっても強すぎません。
1日の疲れを癒すバスタイムを充実させるためにお風呂を緑化するなら、バンダのような着生ランのほかに、アジアンタム、ビカクシダ(ポリポジウム)、エアプランツなどがいいように思います。実際にひと夏に何度かはお風呂に入ります。冬場なら暖かいミストサウナを使ったりすると植物にもちょうどいいですね。しかも、個人宅のお風呂場は入浴後にきれいにし掃除して、よく乾かすと思います。根や葉の隅々まで水分をいきわたらせて、そのあとに十分乾かすというのもランやエアプランツなどの管理上の条件と重なりますね。
すると海外の植物系アート系のサイトを見ていたら、風呂場に似合う植物5選にもバンダは入っていました。もしかしてバンダは世界中の風呂場を占拠しているかもしれませんね。
あるいは、個人宅ばかりではなく、露天風呂のコーディネートにもこれらの植物はおすすめです。硫黄泉の強い温泉は植物によくないかもしれませんのでご注意を。
それではみなさま、ごきげんよう。