花研コーヒーブレイク
青ヶ島のオオタニワタリは焼酎生産に寄与し 熊本のカスミソウ由来の麹は日本酒に利用
2022.05.27
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
先日、ぼけーっとテレビを観ていたら、東京の島嶼部にあたる青ヶ島での焼酎造りの映像が流れていました。目を引かれたのは、麹造りの過程でオオタニワタリを使っていたのです。
蒸した麦にオオタニワタリをかぶせます。オオタニワタリについている自然の麹菌を麦に移すのです。麦で増殖した麹菌を使ってサツマイモをアルコール発酵させるそうです。
これは映像を見ると実に歴史的地域的なレガシーを感じます。また試してみたくもなりますね。
一方で、最近熊本のカスミソウ由来の麹を使った日本酒が話題になっていました。様々なところに生息する菌類を有効利用するのは昔からありますが、酒類と花で相乗的にプロモーションしていけそうな気配です。
乾杯。