OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

緊急会議★今年はレモンの木を大切にしたい。それから香りは重要になりそうだという件

2022.05.25

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

レモンのシーズンとなりました。とはいえ、今は屋外ではまだ開花シーズン。結実は夏以降ですが、市場には実がついたレモンの鉢植えも流通しています。温室栽培のなせる業です。

さすが日本の園芸業界ですね。レモンの開花の少し前から新芽が伸びて葉が展開していたのですが、そこにはアゲハ蝶も産卵場所を求めてやってきます。今年は花もずいぶんとついたので結実もたくさん期待したいところです。

※今年の花付き↓こんな感じ。期待が持てそうでしょう。

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そこでアゲハチョウの幼虫にはこのたびはご遠慮いただくため、毎朝「ご遠慮チェック」してから出社しています。というのも最近レモンサワーを愛飲しているのですが、追いレモンは自家栽培でいきたいと目論んでいるのです。レモンの鉢植えや香りがする植物については、小欄で過去何度か取り上げておりますが、体験型というのは今後の消費にはますます欠かせない要素になると思います。

 

さて、4月の新聞紙面でも香りについての記事がいくつかありました。関連すると思いますので紹介します。中でも4月26日の日経新聞、東京工業大学の先生が香り185種を再現できるディスプレーを開発したというトピックスが興味深い。香りの基となる液体を用意し、コンピューターの指示で成分を混合して噴霧することで様々な植物の香りを再現するようです。日経新聞のデジタル版記事はこちら→日経新聞電子版「香りが出るディスプレー」

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さて、香りを使ったプロモーションというのは今後生花店さまでも必要になってくるのではないでしょうか。切花として開発した品種はおおむね香りが弱くなります。鼻を近づけることでほのかな芳香は確認できますが、近くを通るだけでは芳香を感じない場合もあります。そこで人工的な香りで補助するのです。イベントなどで大きな展示会場を回っていても、香りがすると源を求めてブースに吸い寄せられることがあります。その匂いが花や植物由来のものであっても、食欲を刺激するような動物性由来のものであってもです。生花店さまでも店舗を季節に合った香りでコーディネートするのはありかもしれませんね。商業施設に入っている店舗さまですと、いろいろと制限はあるかもしれませんが・・・。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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