花研コーヒーブレイク
英国エリザベス女王陛下(96歳!)の花束
2022.04.22
いつもありがとうございます。泥油です。
4月21日は英国エリザベス女王陛下のお誕生日だったようです。なんでも96歳になったのだとか。おめでとうございます。本当に素晴らしいことと、心から祝福します。
しかも今年は、女王陛下の即位70周年を祝うプラチナジュビリーの年。プラチナジュビリーに迎えた誕生日ということで、ご本人にとっても王室にとっても、もちろん国民にとっても、スペシャルな日になったことと想像します。
↓血色も良く、お美しいですね。ピンク色が良くお似合いです。
今日4月21日はエリザベス女王陛下の96歳の誕生日です。#HappyBirthdayHerMajesty🎉
今年は女王陛下の即位70周年を祝う #PlatinumJubilee の年。英国大使館でも日本国内で様々な祝賀行事を展開していく予定です。こちらのTwitterで随時情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに! pic.twitter.com/EDDGMqHvEc
— 🇬🇧UK in Japan🇯🇵 (@UKinJapan) April 21, 2022
はい、このお写真を拝見して、お顔とお洋服だけでスクロールダウンできないのが花き業界従事者の性でございます。もちろんどなたでも左手にお持ちのブーケに注目することでしょう。
カップ咲きのバラ、芯見えダリア(通称へそ出しダリア)、シュウメイギク、ゼラニウム、スズラン、アキレア、ノバラの実、ニチニチソウ(かな?)、そのほかにもたくさん花材が入っていますが、写真からだけでは特定が難しいです。いずれも1種1本ずつくらいしょうか。1品種1本ずつ使うスタイルは、ブーケサイズに関わらず(良い意味で)とても贅沢な束ね方だと思います。つまり豊かさと国の安寧を象徴しているのではないかと。
春が訪れた英国の野原やガーデンに咲く花を束ねた雰囲気でとても素敵ですね。すべて商業生産されたものに違いありませんが、意識的にその雰囲気を再現しているように見えます。
ちなみにブローチのモチーフは、スイセンかと思います。多分×多分。
そしてそのスイセンから想像するに、この写真は今回の誕生日の時ではなく、本年2月のプラチナジュビリーを祝うときの写真だと思います。twitterの本文からもそうかなと。
だから、英国流に春到来の象徴でもあるスイセンのブローチをつけたのではないでしょうか・・・と泥油的分析。4月にスイセンのブローチはないわな、きっと・・・英国なら。
それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。