花研コーヒーブレイク
ナズナのタネを撒いたら芽が出ました
2022.03.25
ナズナは、昨今の花き業界のトレンドを示す象徴的な植物です。
ナチュラル感を演出するに最適なアイテムで輸入品、国産ともにあります。また商品の仕立ても柔らかいふんわりした草花らしさを前面に出した仕上げから、外気にあてて堅め直線的に仕上げた野趣感を強めに出した商品まであります。このナズナ一つとっても、一口に「ナチュラル感」といっても幅があり興味深いものです。身近な植物ですので私も育ててみようかと思っておりました。昨年春に咲いていた個体を品川区の路上で見つけました。
とりわけ草丈の高いものから種を取りまして保管しておきました。今年の2月にそれを撒いたところです。
さて、今更ですがナズナはハボタンのように昨年のうちにまいておきませんといけませんね。寒さにあたってその後、春を感じて初めて花芽が伸びる性質です。ところが、二月になってから何も考えずに播種してしまいました。低温に一定期間あてる必要があります。リサイクルペーパーで作られた卵パックに播種したのでこのまま冷蔵庫に入れるか、いや会社の冷蔵庫はまずいでしょう。僕のお弁当と一緒という訳にはいきません・・・などと埒があきません。
ひとまず初夏までどうなるか水やりしておきます。ひとまず芽が出てよかった。
それではみなさま、ごきげんよう。