花研コーヒーブレイク
サバの「文化」干しってなんだ??
2012.12.17
最近は忘年会ラッシュの方も多いのではないかと。
その字の如く、今年あったあれやこれや話をしながら、(嫌なことはそもそも最初から覚えていないのですが^_^;)、まあ今年の色々ハプニングを笑い飛ばしています。
しかし、忘年会とは忘れることばかりでなく、色々な方とお話することで学ばせていただくことも多いはず。
前回の「忘年会での学び」。
「サバの文化干し」の「文化」はどこからきているのかということについて。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、その時のメンバー5人は誰も知らず。メンバー構成は60代から30代男女、社長クラスからアタクシのようなペーペーちゃんまで。
すると、その会で一番若いSさん(男性)が早速スマホで調べてくれました。(アタクシはその時点で、いい具合にアルコールが入り、スマホを握る気力も握力もなかったし、運良く取り出せたとしても、扁平で小さなキーボードを正確に押すことは既に不可能だった)
なぜ文化なのかというと、その元は「東京仙印商店」さんに起源があるらしい。
同社によると、もともと「文化干し」とは干し方を言っているわけではなく、その梱包方法なのだそう。
1950(昭和25)年、同社創業時、現在のように発砲スチロールや真空パックもなかったときに、魚の干物をセロファンで巻いて販売したところ、見た目にも美しくその梱包が画期的だったことから、先端を行っている、「文化的」と「文化干し」と表現されたそうです。
しかし、現在では梱包のことを言っているのではなく、干し方を差すことの方が一般的で、天日干しに対して、冷風乾燥機で人工的に干したものを文化干しというのだとか。
う~ん、その忘年会でサバの文化干しをいただいたことが皆さまにばれてしまいましたが、このことは次回の忘年会で忘れることにしましょう。