花研コーヒーブレイク
NIKEとadidas、比較してみる?
2022.03.09
こんにちは。泥油育子です。
今日はスポーツウェアブランドのNIKEとadidasについて比較してみようと思います。比較するのはスポーツウェアでもシューズでもなければ、オリンピック選手団の着用率シェアでもありません。当社は一応花き専門のシンクタンクですから、両社の広告における花の使い方について比較してみようと思います。
まずはNIKE。FBの広告にこのような画像が使われていました。
(クリックでNIKEのHPへリンク)
マーガレット、チューリップ、そしてバラが足元の装飾に使われています。素敵ですね。
使われている花き品目を見る限り、以前小欄でご紹介したケニアのバラ生産が動物の暮らしに影響を及ぼしていることを意識した印象はありません。この広告が示すところがエココンシャスではないこともあるかもしれませんし、ケニアのニュースがヨーロッパ発だったのに対し、NIKEは北米ブランドということも関係があるのかないのか。いずれにしても、このグラデーションの靴下を購入して、コレ↑、やってみようと思っています。マジメに。いや、但しこの場合素足はいけません。若い人はええけどね。自分なりのコーディネートでやってみようと思います。
フォトセッションの際、装飾担当の方はモデルさんが痛くないように、バラのトゲに気を配ったでしょうね。トゲの少ない品種だったとしてもです。そんな心遣いも垣間見ることができる春らしくてかわいい広告だと思いました。
そのNIKEの広告を見て思い出したのが、1年前のadidasの広告。
(↓クリックでadidasのFB広告へリンク)
adidasは環境意識の高いドイツの企業らしく、スタンスミスのシューズにヴィーガンレザーを使用したことを発表。その広告により生産時に環境負荷が低そうなイメージの草花系を使っています。コスモス、シオン、センニチコウ、マム、クラスペディアなど(写真から推測)。
こちらはヴィーガンレザーというサステイナブルな素材を使った商品であることから、よりエシカルというイメージを演出しやすい花材を利用している印象です。そのことは、またブランドの拠点にも影響しているように思いました。
とりわけ春は各社のブランド広告で花が使われることが多く、広告を見ていて面白いですね。
そのほかのスポーツブランドではあまり花を使った広告を見たことがありませんが、どうなんでしょ。気づかないだけかもしれません。どなたか見つけたら教えてくださいませませ~。
念のため最後に追記です。スポーツを愛する泥油的には、NIKEもadidasも日常的に愛用しまくっていて、大変お世話になっています^^
とてもお気に入りのブランドで、今日のブログはブランドを評価するものではありません。広告での花の使われ方をスポーツブランドの切り口から語ってみたという程度のものですので、何卒ご了承くださいませ。
それではみなさま、ごきげんよう。