花研コーヒーブレイク
南米ダリアの生産が盛んになってくる?
2022.02.22
こんにちは。世間では2が3つ、にゃんにゃんにゃんで猫の日ですが、市場では22年2月22日、2が5つで2が揃う=荷揃えの日(と勝手に言っているだけの)、ボンソワール桐生です。
※「荷揃えの日」→共通認識一切ありません。
フローラルデイリー2月14日によれば、種苗会社「ボール」では輸送に耐えられるダリア品種をコロンビアで生産者に供給、バレンタイン向けにもGOODなのですと。
かの地でのダリア生産状況はよく存じ上げておりませんでしたが、コロンビアは基本生産国ですから出荷先は北米かと思います。とはいえ、記事にはそういうアメリカ向けとか書いてありません。ふんわりとぼかした記事です。ですから、上記は実は私の意訳が含まれます。
以前から北米国内でもダリア切花の生産はあります。直売所のように自分の庭先や自分のECサイトで販売する方々がおり、それがまた全国組織もあるようです。(このことについては、以前の小欄をご覧ください)
とはいえ、人口と購買力を抱える北米ですから、規格化された商品を大量供給する能力の高いコロンビアとしては、需要がある品目、これから需要拡大しそうな商品には積極的に取り組んでいきたいでしょう。北米ではダリアは野の花として(あくまでも北米では野の花イメージです)の印象が高いようです。大手の花きEコマース(1-800-flowers,proflowers, telefloraなど)のサイトの品ぞろえを見てもあまり取り扱っていないようですが。
一方で一部ダリアを取り扱っているサイトもあり、なかなかダリアのマーケットシェアを把握する術がありませんが、いずれはコロンビアの輸出品目の上位にランクインしてくる可能性もあるかもしれません。
それではみなさま、ごきげんよう。