花研コーヒーブレイク
そういえば、三国シェフのレシピ動画で鶏肉のソテーを見たよ
2022.02.24
オテル・ドゥ・ミクニの三国シェフと言えばもう帝国ホテルでの修行時代からフランスに一人修行に行って大成してという生きる伝説のシェフとして名高いと思います。
お名前は知っていましたが、2020年頃コロナになってしばらくして動画でレシピサイトをやってまして、私もその動画を見てイキイキとしたお料理をする姿をみました。
その時見たのは鶏もも肉のソテー。シンプルなようで無駄のない動きと重みのあるコメントがカッコいいです。
武道家のような外見と、岩みたいな頑丈な指からうま味を絞りだすようで力は抜けていて達人の所作です。
塩の振り方が奇麗なんですよ。さてその動画などを見ていたのは2020年でした。
その時からしばらく間が空くのですが、2022年になって「料理王国」(2月号)という美食雑誌をちらみしたところ、またしても三国シェフのユーチューブチャンネルについて、取り上げられていました。雑誌の企画としして有名シェフの動画チャンネルがテーマで、その中の一人。このコロナ禍で動画チャネルを立ち上げたシェフは大勢いらしたんですね。
動画をご覧いただくとわかるのですが、料理の腕前は当然としてコメントも上手なんです。コメントが上手と言っても、すらすら話すとかいうことではなく、味わいのあるコメントなんですね。料理ばかりではなくコメントも。
超絶なプロが料理の腕前を見せて、その料理のコツを味わい深く話すので、なーるほど、そうなのかあと納得します。
楽しくなって材料を買いに行き、フライパンに向かうと上手になったような気がします。フォークにニンニクを刺して、そのまま鶏肉の下味付けがてら、ざくざくともも肉に刺して香りづけし、塩を振り・・・とここまではいいようですが、フライパンに鶏肉を・・・あー焦げ付いたぁ!
とまあ、こういうオチになるわけですが、見るだけで美味そうだと思わせるのはスゴイことです。やっぱりこういう動画は花業界にも必要だなあと思いましたね。見ているだけでその所作がすごいと、思わず飾りたくなるなってしまうような衝動を引き出す動画。
ってなことを思いました。
それではみなさま、ごきげんよう。