花研コーヒーブレイク
フローラホーランドの2021年の売上
2022.02.10
こんにちは。ボンソワール桐生です。
様々なメディアでいわれていますが、フローラホーランドの2021年売上は56億ユーロだったそうです。コロナ前の2019年よりも高かったと書いてあります。
記事を読んでみたら、中央値が20%上昇したとありました。平均値ではなく中央値。コロナ前と変わらない品目もあれば上昇した品目もあるということですね。中央値がグラフの右にずれたという感じについてはなんとなく日本でも似たようなところがあるのかと思います。
オランダにおいても業務用の需要が厳しいところがあった一方で、日常における用途が堅調、全体として品薄で平均単価で見ても上昇し、中央値が右にずれた・・・というのも想像ですが状況を理解してみました。
日本では業務需要の縮小が大変な厳しさであります。。取引の高値をけん引してきた商品群が厳しい状況にもあります。ホームユースの拡大をどしどしと応援してゆくのですが、一方で高値を生むような取り組みも必要だろうと思います。表現としてあっているかどうかありますが、高いところがあると広がりも生まれると思います。広がりとは単価の幅であったり多様な規格であったり、品種であったりです。昨今の流行では多様性と言い換えられるでしょう。多様性があるという事は、全体で見た時に何らかの外的変化に強いということにつながります。ですから高値を生む商品開発は引き続き重要なことだが果たしてどうなのかな、と思いながら記事を見ていました。
ちょっとした感想まで。ごきげんよう。