花研コーヒーブレイク
培地についての研究は益々重要になるようです
2021.11.25
こんにちは。ボンソワール桐生です。
世界各地で植物工場が増加しているようです。工業製品をつくっているような植物工場から、ハウス栽培を屋内で実現したような温室内でのベンチ栽培まで様々なタイプがあります。
いずれにしても、植物工場では改植ごとにクリーンな培地が欠かせません。科学的に管理するためには、性質が常に一定である培地が必要なため、性質をコントロールできる培地需要が高まっているようです。
その研究者がいます。木材チップなどを材料にした培地の研究について語っています。
そういえば、アイルランドでしたか、ピートモスの採取について何か規制が入るのではなかったでしょうか。そのことで園芸産業に問題が・・・!?というニュースをつい先日読んだ気がします。アイラ島などのウイスキーのフレーバーもピートモス由来ですから、ピートモスの採取について制限というのは園芸産業ばかりでなく、多種多様な産業に影響が波及するとても大きな問題です。
土(もしくは地表にあるもの)は日本にいるとどこにでもありそうな錯覚に陥りがちですが、実はそうでもなくとても重要な資源ですね。
それではみなさまごきげんよう。
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