花研コーヒーブレイク
スピリチュアルプランツ第2弾 登場!
2012.10.05
お陰さまで2009年から発売を開始以来、人気をいただいているスピリチュアルプランツ“ナギ”ですが、なんとこのたび妹ができました!!(≧∇≦)
妹の名前は、・・・・・・・Drrrrrrrrrrrr……(←いつものドラム音)
スピリチュアルプランツ“おがたまの木”です!
「おがたまの木」ってご存知ですか?
ご存知でない方も、「一円玉の表面に描かれている木」と申し上げれば「ああ!なるほど」と思われるのではないでしょうか。
おがたまの木は日本に自生する唯一のモクレン科の常緑樹です。
もともと神宿る「榊(さかき)」のひとつ(※)として「招ぎ魂(おぎたま」と呼ばれていましたが、これが転訛して「おがたま」と呼ばれるようになりました。暖地の植物ですので、日本でも西南地域では多くの神社でご神木として祀られています。
※「榊」については『花研手帳2013』(41ページ)をご覧ください。
また、日本神話で天照大神が天岩戸にお隠れになった時、
「出てこいやぁ~!」
と高田延彦さん風に呼び出した・・・とは伝わっていませんが、どうしても出てこようとしなかった天照大神の興味を引こうと、半裸で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト:日本神話の女神)が手にしていたというおがたまの木であったという説があります。天鈿女命があまりにも破廉恥に(?)舞を舞って、賑やかになったので岩戸にいらした天照大神が「何事ぞ?」と岩戸を空けたことにより、日本にまた太陽が輝いたと言い伝えられています。
その天照大神を祖神とする皇室においては、現在の今上天皇の弟宮にあたる常陸宮正仁親王のお印にもなっています。
ちなみに、カラタネオガタマ(唐種招霊)というのもあり、その名の通り中国からの伝来種です。こちらの種は大田市場花き棟の正門に立派な木が2本立っており、5月の開花期になると赤紫色の花を付けます。
この花がまたなんとも珍しい芳香を放ちます。その芳香はまさにバナーナ!このことから別名バナナツリーとも呼ばれます。
同じ「オガタマ」でも、カラタネオガタマは比較的入手しやすいと思います。
しかし、1円玉のオガタマ、し・か・も( ^ー゜)b、世界遺産熊野で種から育てられたオガタマは大田花きのみの流通となっていて、量も大変限られています。
こちらがそのタネ!「おがたまの木」のタネです!じゃじゃん。
面白いですね~。こんな形をしてるんだ。おとぎ話に出てくる木の実のようです。
この種を手で拾って、全て実生で育てたものをお届けします。それがスピリチュアルプランツ“おがたまの木”。
ご希望の方は是非急いでお問い合わせください!
・・・本年度のおがたまの木は販売を終了いたしました。あしからず何卒ご了承ください。・・・
【ご購入についてお問い合わせ先】
大田花きの買参権をお持ちの方→大田花き園芸チームまで
大田花きの買参権はなく、小売店など花き販売に携わっている方→日頃、鉢物を仕入れていらっしゃる卸さんにお問い合わせください。
消費者の方→お近くのお花屋さんにお問い合わせください。