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東京駅 新駅舎復原開業へ

2012.10.01

今日、東京駅の駅舎が復原後、新規開業の日を迎える。

東京駅といえば「動輪の広場」というのをご存知だろうか。

アタクシはおハズカシながら、東京駅に当たり前のように何度も足を運びながら、その存在すら知らなかった。

 

丸の内側の北口地下にあるのだが、待ち合わせの場所として良く使われるらしい。SLの動輪があるから動輪の広場。

 

しかしこれが、その場に明確に「動輪の広場」と看板が書いてあるわけではないので、事前に動輪の広場の様子をネットでチェックしていかなければ、アタクシのような者にとっては、ちょっとわかりにくかったりする場所でもある。

 

現在、その動輪の広場に展示されているのが、東京駅の駅舎の復元模型。(9月23日撮影)

 

長い間復元のために白いベールで覆われていたが、ついに今日、そのベールが取られ新駅舎にて全面開業する。

大正時代の創建当初の姿に戻りお目見えするのだそう。

 

以下は9月29日(土)の日経新聞「ニュースクール」コーナーより内容抜粋にて。

 

「東京駅が完成したのは大正時代の1914年。丸の内は野原で、英国の建築物をモデルに皇居と向かい合うように、レンガ造りの駅舎が建てられた。

設計は日本銀行本店も手掛けた建築家の辰野金吾(たつの・きんご)さん。その頑丈な設計で関東大震災にも耐えた。

それほど頑丈に造られていたのに、第2次大戦中に空襲でドーム部分などが燃えてしまった。戦後修復されたが、戦後の物資調達難で3階部分もなくなり、オリジナルとは異なった形であった。

そこで今回は、辰野さんがデザインしたオリジナルに戻しつつ、大きな地震にも耐えられる最新の技術を適用して復元した。

 

東京駅の駅舎は日本の近代化の象徴でもあり、現在は国の重要文化財に指定されている」

 

ということらしい。関東大震災に耐えたのは、なんと1万本の松の木の杭がその建築を支えていたからなのだそう。

今回復原された駅舎は、見た目は大正時代のオリジナルデザインを忠実に再現しているものの、耐震構造に関しては過去に例のない巨大建築の免震化が図られているとかで、まさに古き良きデザインんと最新の建築技術の融合となっている。

 

JR東日本が「復原後の立面図」や夜間のライトアップに関しても内容をリリースしている。

 

このリリースによると、復原されるドームの周囲に描かれている植物は・・・・

 

 

 

 

 

 

クレマチスのようだ。

南北のドームにそれぞれ16ずつ配置されるそうだから、皆さん目を凝らして是非見てみよう!

駅舎の周りの植栽にも注目。

どのような植物が使われているのか、いち早くお出かけになった方は、是非花研に教えてくださいな♪

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