OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

商標って大切だ

2021.09.28

こんにちは。ボンソワール桐生です。

「商標」という制度があります。商標法第1条に「この法律は、商標を保護することにより、商標の使用をする者の業務上の信用の維持を図り、もつて産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護することを目的とする」とありますので、商標権とはとても重要なものと改めて思います。
海外のニュースを見ていましたら、北米で宿根草コンテストがあるようです。

そのコンテスト名にがRマークがついています。その名前は登録商標だという意味です。権利が及ぶ範囲は北米だけなのか、はたまた世界各国で権利を取っているのか、Rマークだけではそこまではわかりませんが、少なくとも北米内では権利者の許可なく植物のコンテストを開くときにこの名前を使うことはできません。
花や緑について大勢の注目を集めるようになるということはビジネスに参入される方も増えていいことです。しかし注目されてこのコンテスト名やロゴマークに価値が出れば出るほど商標登録は重要になります。その重要性を認識して、最初から登録している人は日本の花き業界でも多々いらっしゃるはずです。

ちなみに、毎年恒例のフラワーオブザイヤーOTAですが、こちらも商標登録をしています。権者は大田花きです。花研は大田花きより業務委託を受けて、フラオタの選出から表彰式、リリース対応まで一式を行っています。現在選出作業に入っていまして、今のところ順調に進んでいます。結果は11月中旬ころに出て、発表~表彰式開催は12月上旬を予定していますのでお楽しみに。

 

さて、肝心のこのコンテストで受賞した植物は、日本では「スキザクリウム スコパリウム」。検索してみますと、ブルーでかっこいいですね。

pagetop