花研コーヒーブレイク
西洋フジバカマの葉からも桜餅の香はするのか
2021.09.07
こんにちは。ボンソワール桐生です。
花育で「ユーパトリウム コエレスティナム」を飾りました。西洋フジバカマとか青花フジバカマと呼ばれ原産は北米です。一方、フジバカマはアジア原産で、葉っぱがもっと小葉です。とはいえ一般に出回る多くのフジバカマとは、フジバカマと近縁種の雑種だそうですからもはや何がなにやらきちんとわからないようです。
ところでフジバカマはよく知られたように乾燥した葉からクマリンという桜餅のような香りがします。桜餅の葉っぱは桜、それも大島桜だそうです。ソメイヨシノはどうかというと、緑色の葉を枝からもいで、手で揉んだり乾燥させて手でごにょごにょと潰すと、やはりちょっとクマリンの香りがします。その成分はあるようですが少ないようですから、よく香る大島桜がいいようです。
さてフジバカマでも西洋種はどうなんでしょうね。新鮮な葉からは香り成分が出て来ませんから、一旦電子レンジにかけましたところ瞬間で葉が乾燥し、やはり香り成分が立ち上りました。うーん、しかしその方法はちょっといただけませんね。じっくり乾燥したらもっといい香りがするかもしれません。
ということで、「フラワービジネスノート2021」のメモページに挟んで乾燥するのを待ちます。新しい2022年版を発売したので、2021年版で未だ使っていないところを使い倒すという意味もありました。
すると・・・
おおぉ!!偶然とは面白いものです。ちょうどフジバカマを挟んだページにフジバカマの小ネタが!
こんな使い方もあったのですね。
今でしたら、2021年版とともに「フラワービジネスノート2022」がおすすめです。
それではみなさま、ごきげんよう。