花研コーヒーブレイク

こんにちは。泥油育子です。

ここ何年か、お風呂場で楽しむ花を自分なりに深めていました。お風呂に浮かべるのではなく、お風呂場で通常の観葉植物や切花を楽しむなら、どんなものが良くて、どんな飾り方がいいのかということをあれこれやってみていたのです。

結論から申し上げますと、お風呂場は結構いいです◎

って結論になっていませんが、今まで試してみたのは、ウスネオイデスやキセログラフィカ、イオナンタなどのエアプランツ系を潅水がてらお風呂に持ち込む。特に冬。ウスネオイデスなどは上からちょっと吊るして、湯船に浸かりながら見上げると結構良かったりしました。

あるいは鉢物の着生ラン系やアジアンタム、スコッチシダなどのシダ植物を窓の近くやバスタブの周りに置いてみたりしたこともありました。これもなかなか乙でございます。でもなんだかやっぱりお風呂上りは自分の体のケアとお風呂場を掃除して乾燥させてなど、やることがたくさんあるのにさらにお風呂場から植物を出してとか作業が増えるので、継続しませんでした。それなりにジャングルお風呂を目指していたのですが、また改めてチャレンジしてみたいと思います。

そこでいま、おすすめなのは、フツーに切り花を飾るということです。これ、意外ですがなかなかいいみたいです。

少し前はアジサイの長い枝を飾っていました。暑さにも湿度にも強いからいいですね。最初は倒れるのを気にしてペットボトルに挿したりしたのですが、そんな必要は全くないことに気づきました。今はクルクマとトルコギキョウ、葉物のクッカバラを挿してお風呂にずっと入れっぱなしです。お風呂場を乾燥させるときも入れっぱなしで問題ないようですが、乾燥させるときは暖房をかけることになりますから、本来は花にはあまりよくないかもしれません。できれば暖房をかけるときだけ花をお風呂場から出してあげてもいいかなと思います。

お風呂タイムに花を眺めるなんて、なかなかの贅沢感を味わえるものだということに気づきました。お風呂場には鏡がありますから、花も2倍の量に見えます。

それに、個人的な頻度にすぎませんが例えば今の時季でしたら1日2回はバスルームを使います。汗をかいてその汗ですぐ皮膚がかぶれるので、朝晩と使用するのですが、土日なら3-4回使うこともあります。そう考えると、見る機会も増え、量も2倍に見え、お風呂場の直線的な殺風景な場に華やぎと癒しの花があるというのは、なかなかいいものです。

泥油がいまイチ押しの花を飾る場所でした。

それではみなさま、ごきげんよう。