花研コーヒーブレイク
会議がWEBになると綿密な色の確認をする必要が多々あります
2021.08.26
こんにちは。ボンソワール桐生です。
必然的にどなたもWEBでの会議が増えていると思います。
悩ましいことが多いと思いますが、一つには色味の調整、目線合わせがあると思います。花の色をどう表現しお互いに確認しあうのか。画面上ではディスプレイによって色味も異なりますので、確認しにくいのではないでしょうか。ビデオ会議はお互いのカメラの性能でも結構変わります。スマホに写真を送ればいいのかといえば、まあそれもありですが、やはり機種、個体差が出るでしょう。
昔ながらの手法ですが色見本を共有するという手段が一つあると思います。色見本のいいところは、一目みて色同士の関係性が判ること、それから色のトーンがどこにあるのかが同じく一目でわかることです。
マルチカラーという多色を使う時代においては殊更色の見本は欠かせないと思います。グラデーションカラーが多い時代にはなんとなく左右の中間色でしたが、それとてもトーン違いが多くあったように思います。色のポジションとトーンを相互に持ちたいですね。
こちらは以前、あるフラワーデザインの先生に指導いただいた資料。とても使いやすいと思いますよ。
これだけ多数の色があるわけですが、マルチカラーの時代においては、あるシーズンにこの色目の花がそろうかどうか重要ですし、またトーンもそろえる必要があったりします。そんなことが確認できる教科書でした。
機会があればご活用ください。
ごきげんよう。