OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

フローラホランドよ、ロットが小さくなっていないか?EUのデザイン変化が市場の販売単位をも変えたのか??

2021.07.21

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

フローラホーランドの記事です。

 

新しいバケットが登場と書いてあり、そのメリットが書いてありますが、要はバケットサイズが小さくなっているのではないか。つまり販売単位が小さくなっていると思うのです。
以前よりフローラホーランドの記事は気にしているのですが、最近のおおきな出来事としてはデジタル化を推進しているという記事を見た記憶です。日本ではDXと呼ばれてますがデジタル化をおしすすめることにより、より細分化したロット販売に対応できるコスト体質になってきたということかもしれません。通常の業務フローではロットを小さくすれば、デジタル化といえどもトランザクションが増加しますし、ロジスティクス作業も増加します。とくに物流はロボットには難しい商品です。脱線しますが、オランダの園芸産業でAmazonの倉庫のようにいわゆるハーフ型台車の底に潜り込んで台車ごと持ち上げ場内分荷をしているロボット動画を見かけることがあります。それでも台車単位までで、トレーやバケットとなるとそうはゆきますまい・・・。販売チャネルの変化でより小口対応が迫られているのか、トレンドの変化が影響したのか・・・。多面的多層な変化が常にマーケットにはあるので、それに対応したバケットサイズということでしょうか。ヨーロッパを中心とした花束におけるアイテム数などチェックが必要でしょう。きっと品数が増えて複雑化しているのではないかと思います。そこで思い出されることとして、以前小欄で紹介したオランダのプルックブーケです。特徴は、花束を構成する花は一本ずつ異なるアイテムを使うというブーケデザインです。言い換えれば少量多品種です。このトレンドを推し進めると、卸ベースの販売においてもロットが必然的に小さくなるのかと思います。今期のフローラホーランドの営業利益や物流手数料売上などはチェックが必要だなあ、などと勝手に先週考えたことでした。しばらくしたらまた考察します。今日はここまで。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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