花研コーヒーブレイク
顔が変わった新幹線
2012.07.27
JR東京駅で新幹線のマークが変わったことに気づく。
丸ノ内線との連絡通路辺りだったか、一目で見える場所に違うマークが記載されている。
左のマークが1964年に走行を開始した0系をモデルにしたマークではないか思う。つまり、昭和の新幹線走行当初から掲げられている看板。
それに対して、右側は1999年に走行を開始した700系(通称カモノハシと言われた彼)と・・・あ、よもや緑色の方は2011年3月に走行を開始したばかりのE5系がモデルになっているのか??
いずれにしても右側の写真は比較的最近作られた新幹線の看板であることは確かである。
新幹線のシンボルマークとは変わらないものかと思ったが、その時のフェイスがシンボルに採用されるものなんだな。
ま、実はこの新幹線のフェイスの変化は見逃してはならないポイントで、花が消費者に好まれるデザインの変化にも通じている。
1999年のカモノハシ君になる前に、直線的なデザインを経験し、現在の形になった。これにまた直線的な要素が取り入れられるようになるころ、人気の花の潮流にも大きな変化が出てくる。
うーん、というより実はもう一部で大きな変化が出始めている。今までの大きな波は終焉に近づきつつある。
何気ない生活の中の切り取りシーンだったが、新幹線の新旧のマークを同時に見たとき、花の人気の潮流を思った。