花研コーヒーブレイク
夏を感じるグラジオラス 土浦のグラジオラスでもミニ系に注目
2021.06.01
ボ、桐生です。なんでも省略形になってしまう現代においては、一音まで短縮するのが新しいかもしれません。
(ボンソワールは省略するけど、自分の名前は省略しないんですね・・・)
本日6月1日午前中に、花研よりご登録のみなさまにメルマガを配信いたしました。楽しみながら斜め読みしていただけますと幸いです。
さて、中央通路にある大田花きのショーケースの模様替えは毎週金曜日です。今週は茨城特集。
茨城県からはスプレーマムやアルストロメリアをはじめ多種多様な花き商材をご出荷いただいていますが、今日のブログではそのうちグラジオラスを取り上げたいと思います。
茨城のグラジオラスといえば土浦での生産が盛んでしょうか。ミニ系の生産があります。このミニ系をバンビーノシリーズというそうで、品種のアソートにも対応可だそうです。
バンビーノシリーズは通常の長いグラジオラスを比べると、このくらい茎丈が異なります。
試しにA4サイズの用紙を縦に並べて比べてみました。長い方は約4枚、短い方は2.5枚なので、A4サイズ縦が約30cmとして長い方は120cmあるとすれば、短い方は75cm前後ということですね。
グラジオラスの草姿は直線で大変すばらしいところですが、ご家庭で大きな花瓶を持ち合わせていない場合、小さな花瓶に活けるには何十センチも切り詰めることになりもったいない感じがいます。2リットルのペットボトルや一升瓶などを花瓶の代わりにしたとしても、瓶の口が小さすぎて葉と一緒にいけるのは難しいでしょう。いずれにしても全体のバランスも崩れてしまいます。
もしご家庭に100cmクラスのグラジオラスを飾れるくらい大きくて倒れにくい花瓶があれば、もちろんパーフェクト。このグラジオラスを数本活けて、床に置けば高級豪邸さながらの雰囲気を演出してくれます。(もともと高級豪邸のお宅にはさらにその雰囲気に花を添えます。本当の花だけに!)
とはいえ、だれもが大きな花瓶を持ち合わせているわけではないことを考えれば、このバンビーノシリーズはご自宅で気軽に飾れるグラジオラスとしてあらゆる課題をクリアできるというわけですね。日本中の生産地、海外から次々と新しい商品のご提案をいただいており大変ありがたい次第です。
ぜひ毎週きれいに入れ替わる大田花きのショーケースをご覧ください。今週のグラジオラス、左手前にバンビーノシリーズが1つだけ展示されていますので、こちらにもご注目いただければと思いまます。
フラワービジネスノートもご覧ください。品目別取引分析でグラジオラスはどこにあるかな~・・・
それではみなさま、ごきげんよう。