花研コーヒーブレイク
ホームユースについて
2009.11.09
最近 江戸時代の文化について記載ある書籍を
読み返す機会があり、改めて読んでいます。
まあこれでもか、というぐらい園芸に関する
話題に事欠きません。
例えば変化アサガオというジャンルがあるのですが、
とんでもなく科学的で高尚な遊びを行っています。
「日本人の特性」と「歴史は繰り返される」という事を思うと
花業界の目指すホームユースの需要拡大のためには
園芸品、つまり鉢物需要を促進するという事が
とても重要に思えます。
ヨーロッパの歴史を見ると、花瓶や壷に数々の華々しい
花が活けてある絵画が多数あり、切り花を楽しむという
文化があったのだろうと想像しますが、
浮世絵は何時も鉢物です。
現代の花業界としては両方発展したので、両方です大切です。
が、ホームユースといえば、切り花ばかりが注目を集めているように
思えたので。
※生け花を忘れている訳でありません。