花研コーヒーブレイク
アメリカではこんなに巨大なコミュニティにまで発展していた、庭から切りたての花を提供する生産者の方々
2021.05.14
こんにちは。ボンソワール桐生です。
このたびも海外のニュースサイトから。
「ASCFG」といえば、タレントのDAIGOさんだってなんのことか想像つきませんねえ。
このアルファベットの羅列は「Association of Speciality Cut Flower Growers(アソシエーションオブスペシャリティーカットフラワーグローワーズ)」の略で、北米を中心とした切花生産者さんの協会です。
北米では南米産の切花に押され、生産者が激減というのが私の拙い認識でしたがが、この団体のHPをみると全米にはまだまだ草花を生産・販売される生産者さんが大勢いらっしゃるようです。
かなり雑にまとめますと、その協会のテーマはサスティナビリティです。地元で生産された季節の花はどうですか、ということをいつも追究されているようです。
スーパーマーケットチェーンに卸そうとか1-800-FLOWERSに販売しようとか全国展開ではなく、ローカルに販売していくことを重視しています。規模は知れているかもしれませんが、時代に合った切り口を協会の主旨にしていますし、この協会のメンバー同志のコミュニケーションはデジタルでしっかりととれているようです。
会報をみると種苗会社の広告も掲載されているので相応の認知度はあるのでしょう。私は勝手に北米の花業界の多様性は低いと思っていましたが、全くそんなことはないようです。想像するに、こういう地元の季節の花を選ぶこともあれば、ネットやチェーン店でギフトを購入し贈ることもある。ケースバイケースで使い分けるという気がしています。
「フラワービジネスノート2021」でも多様な植物が登場します。ぜひご活用くださいませ。
なんだか社会的な不安要素が拡大し落ち着かいない日々ではございますが、みなさまくれぐれもご自愛の上、お過ごしくださいませ。
ごきげんよう。