花研コーヒーブレイク
【さんぽみち】バラの開花がすばらしい季節
2021.04.22
こんにちは。ボンソワール桐生です。
散歩のルートにバラを植えてある家があちこちに見られます。花だけを撮影してみました。今年はバラもやはり開花が早いようです。
ご近所のバラは多様な品種がありますが、いずれも咲いていたところからすると、まさに今バラの開花適期となったようです。一重のバラ、波状弁のバラ、そして高く高く伸びた剣弁の大輪バラ、モッコウバラもありますね。ほんとにバラって面白いですね。
ところで市場でも毎年のように一重のつるバラ「カクテル」と大輪カップ咲き「ピエールドゥロンサール」を見かけますが、どちらも素晴らしい品種ですね。
とても長い間、人気を保っていると思います。ここまで長期間人気を保つバラはそう多くはないように思います。切花では息の長い品種であれば20年くらいマーケットにあれば長い方でしょうか。ガーデンローズのカクテルは、京成バラ園芸のHPによれば、フランスのメイアン社の品種で、2007年の時点で50年経過するそうです。ロンサールは1985年に同じくメイアンが発表だとか。上記2つの品種は殿堂入りしています。(バラの殿堂入りについては後述)
流石にガーデンローズは息が長いなあと思っていたら、よくよく自社の流通を調べるとローテもティネケもまだまだ取り扱いがありました。切花も負けてませんねえ。生産出荷いただいております皆様大変失礼しました。
世界のバラマニアの集まり世界バラ会連合が殿堂入りするバラ品種を選ぶのですが、切花種も選ばれているのかなあ、気になりますね。
ちなみに、3年に1度開催される「世界バラ会議」は、次回2025年に日本(広島県福山市)で開催されます。
コロナで1年延期になったようですが、感染拡大でマイナスの影響を受けるばかりではなく、プラスにも影響を受けてリモート参加も受け付けてくれるといいですね。木っと盛り上がると思うのですがいかがでしょう。
さて、そんなことで、フラワービジネスノート2021には昨今の切バラの取引トレンドも紹介しております。
それではみなさま、ごきげんよう。