花研コーヒーブレイク
コロナ禍中に花き業界で何が起こっているのか
2021.02.26
こんにちは。泥油(どろあぶら)育子です。
いつもありがとうございます。
泥油って、春らしくない重苦しい名前ですね^^;
そのうちまた元に戻すと思います。今だけ泥油。
さて、新型コロナウイルスが国内、そして世界的にも感染拡大し始めて1年が経過します。その影響は言わずもがな私たちの生活を大きく変えることになり、花の消費にも大きな影響を及ぼしました。
わたくしども、大田花き花の生活研究所ではコロナ禍中に花き業界に何が起こっているか、またこのような時に生産に求められる変化への対応や、社会情勢を受けた直近の花きトレンドなどについて調査・分析し、まとめたものをご要望に応じた形式でご紹介しております。プレゼンテーションのような発表スタイル、あるいは報告書のような形で提出することもございます。
また、業界全体、消費全体論ばかりでなく、品目別に調査・分析を行いレポート作成や報告プレゼンテーションなどを行っておりますし、昨年から今年にかけて実際にご依頼を受け納品させていただきました。生花実需者のみなさまにアンケート調査を行い、ミクロな視点も併せてご報告させていただいております。
このような調査結果は、生産団体さまや行政などからご依頼いただくことが多いのですが、例えばご依頼いただいた行政の方の伺いしますと、来年度の生産者さまへのアドバイスの根拠としたり、生産指導の方向付けを検討するにあたり参考としていただいたり、あるいは将来的な育種の方向性を模索するための資料としてご利用いただいたりしているようです。
何かお困りのことやお悩みのこと、あるいはこう考えているんだけどそれを裏付ける資料が必要というケースなどございましたら、ぜひ弊社までお気軽にご相談いただけますと幸いです。
また社会的にはなかなか集会が憚られる状況が続いておりますので、オンライン研修などでも対応いたします。ぜひ弊社をご検討いただけますと幸いです。
尚、手始めにもしよろしければ、わたくしどもが発行しております「フラワービジネスノート2021」をご参照くださいませ。
DATA1「花き業界基礎データ」はもちろんのことDATA12「切花成長分析マップ」では、過去5年の取引に基づいてそれぞれの品目の成長ステージを分析しています。
↓業界基礎データのページと切花成長分析マップのページ
2020年3月までの取引結果を含みますので、コロナの影響を受け数量金額ともに減少傾向と分析される品目が多いのですが、そのような状況の中でも数量金額ともに花形安定ステージにポジショニングしている品目、あるいは成長旺盛ステージにポジショニングし、品薄傾向にある品目も少なからずあります。
今後の生産振興のため、あるいは生産品目再検討に向けて、参考資料としていただけますと幸いです。
それではみなさま、ごきげんよう。