花研コーヒーブレイク
東京駅を花に例えると・・・?グランスタの知られざるスポット☆
2021.02.11
こんにちは。ボンジュール内藤です。
JR東京駅の地下にあるグランスタ。青山フラワーマーケットさまが、新幹線で運んだチューリップを販売されているとニュースを知り、見に行ってまいりました。もう1月の話ですが。
店舗の写真を撮るのは憚られたので、駅の待合広場に展示されていた様子をちょっとだけご紹介いたします。
新幹線で届きましたという大きなお知らせと売り場案内。
実際に素敵な花も展示されています。
こちらのPOPにはMPS認証取得のマークも。
売り場には複数のお客様がいらして、色とりどりのチューリップを数本選んでは、レジに並んでいらっしゃいました。時世を捉えた素晴らしい企画と思いました。
・・・なんていう用事があり訪れたグランスタですが、結構気に入っていましてよく行きます。
さてそこで当ブログをご覧いただいているみなさんに質問です。
「東京駅を花に例えると何ですか」?
弊社の代表桐生に聞いてみますと、
「そうですね~。皇居が近くにありますから・・・うーん、花というよりも、伝統的な植物。
五葉松のイメージかな」
ということでございました。いろいろな方にお伺いすると面白い回答が返ってくるかもしれませんね。
というのも、東京駅のグランスタでこんな看板を見つけてまして。危うく素通りするところでしたが、なんとなく視界に入ってきまして二度見してしまいました。
その看板がこちら。
「東京駅を花に例えると「蘭」。」
とおっしゃったのは、かの有名なデンマークご出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさん!ランの中でもパフィオを手に取っていらっしゃいます。
「伝統があるのに革新し続けていますね」とコメントが続いています。
そのほか、このような方々の東京駅に対するイメージが掲載されていました。
4つともニコライさんの看板の前に通り過ぎていたのですが、その時は気づけなかった・・・💦アンテナのバリエーションが少ないってことですな。
かくいう私にとって、東京駅は・・・誰もいないひろーい通路でタレントの渡辺直美さんとすれ違った場所(笑)!2人以外ほぼ誰もいませんでした。
前方から随分とぶすーーーーっ(-ε-´○)とした表情で小柄な女性が歩いてくるな~と。目鼻立ちがおきれいな美人さんなのに!しかも歩き方も若干ふてくされていらっしゃるわけですよ。ぶすーーーーーーーーッと(-ε-´○)
何かあったのかなと思うほど、ちょっと目を引く感じでした。でも服のセンス、随分いい!と思って目が釘付けになって見ていたら渡辺直美さんでした。ビヨンセのマネをしていた頃だったでしょうか。もう有名になりすぎてしまった今となっては、なかなか東京駅を一人歩くことなんて彼女にとってはできないことかもしれません。
はい、では東京駅を花に例えると何か。
なんだかニコライ・バーグマンさんのコメントの影響を強く受けすぎてしまい今更オリジナルアイデアが浮かびませんが、オンシジウムあたりのイメージでしょうか。オンシジウムの和名は群雀蘭(むれすずめらん)というように、人がたくさん集まる様子、明るく華やかな様子がオンシジウムの花姿と重なります。もしくは赤茶色のオドントグロッサム。東京駅のレンガ色がこの花の色と重なるかなーと。
ニコライさんが手にされているパフィオとオンシジウムは同じラン科の植物と言えども、見た目は随分と異なりますし、東京駅の例えとしてランを選ぶ理由も実は違うかもしれません。しかしながらいずれにしても、単子葉植物の進化の頂点にあり、いまも尚、種分化を続けているラン科の植物にニコライさんが東京駅をなぞらえるというのはとても得心がいくというものです。
「蘭」にちなみ、「植物学者が称した「世界で最も醜いラン」、マダガスカル島で発見される」(by Newsweek)はこちら。
植物界の生物に対して人間だけの価値観で「最も醜い」と表現するのってかなり大きなお世話でしょって思いますが、タイトルにインパクトだけはありますので、ご興味がございましたら、上記記事をご覧いただければと思います。
東京駅のグランスタで、新幹線で運ばれたチューリップが販売されたことをご存じの方は多いと思いますが、同じフロアにこの看板があることをご存知の方は業界内でもそう多くないでしょう(笑)。ぷぷ^^!
自分だけこっそり見つけた余韻に浸っていますが、実は結構知られているのかもしれません。
こちらもぜひご活用くださいませ。東京駅のことは書いていませんが、チューリップとランのことはチョイチョイ記載、説明がございます。
それではみなさま、ごきげんよう。