花研コーヒーブレイク
【花育】新次元と空想予算
2021.02.23
こんにちは。ボンソワール桐生です。
最近皆さんの会議もビデオ会議がずいぶん増えているのではないでしょうか。
とある花育団体で活動をしていまして、一部ですがビデオ会議で花育を行っています。花材は別途届ける必要がありますが、花の説明や生け方のポイントなどをビデオ会議システムで行っているのです。活け方のポイントといっても下葉の処理と切り戻しくらいですが。
なんだか不思議な感じですが、画面の向こうに大勢の児童が集まって花を花瓶にいけている様子は、カメラ越しに見ていても楽しそうです。実際に行って、目の前で説明し、わいわいとした中でやるのもいいですが、案外ビデオ会議でもできるものです。また、ライブ映像でやりとりができない学校もありますので、花の説明動画を作成し、いつでもご覧いただけるようにもしています。便利な世の中です。
以前ざっくりと計算したことがあるのですが、全国の小中学校の教室に毎月花を飾る予算は幾ばくか。
全国に小学生は600万人強いるとします。中学生は300万人強。ざっくりですが一学年100万人と仮定します。すると900万人ぐらいはいる。
一クラスを40人とすれば、総クラス数が225,000クラス。ここでちょっと数字を調整して、さらにざっくりと23万クラスとしましょう。一クラスに一花瓶、毎月5本の花を活けるとしてその5本の価格を仮に1,000円とします。
すると一か月で23万クラス×1,000円=2.3億円
学校は11か月やっているので(除夏休み)、25億円ぐらい花代が必要です。以前は花の説明などで訪問しないといけないため、かなりの人数の動員がハードルだと思っていたのですが、上記のように動画にすれば説明はyoutubeで事足りるので、そこは解決するのかな。クラウドファンディングなどを使えば、なんだかまったく夢想的な話でもないように思えてきました。
しくみとしては東進ハイスクールやスタディサプリと同じ発想です。空想の計算でした。
それではみなさま、ごきげんよう。