OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

このヒヤシンスが長持ち!園芸商品に切花のヒントあり

2021.02.03

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

ヒヤシンスの切り花についてイメージを問われれば、日持ちが短いというのが私の印象です。

こちらの画像のヒヤシンスは、球根鉢物として流通していたものですが、開花してから花を切って花瓶に生けたもの。これが案外長持ち。

ヒヤシンス

 

切花栄養剤も使っているので、そのせいもあるかもしれませんが、事務所内は日中暖房をつけているにも関わらず、よく持つなあという印象です。

また、すっきりとした香りも振舞ってくれます。香りの良い花によくあるのですが、途中から花粉の匂い(?)というのでしょうか、別のタイプの香りが花本来の香りに覆いかぶさるようになります。しかし、このヒヤシンスは香りも長持ちします。

 

埼玉の、ある著名な産地の商品ですが球根もそろいがよく、花もびっしっとしています。

大田花きのHPをみたら、この品種は茎も倒れにくい系統のようです。私は勝手に切花にしちゃいましたが、恐らく茎の性質に切花向き、不向きがあると思います。茎丈がとれるとか、花瓶の中で茎が傷みにくいなどの条件がそろっていると、比較的切花向きだと思います。

バンダはたまたまあったものを一緒に生けました。

 

脱線しますが、原種系チューリップも球根付きで切花素材として販売されていますね。ガーデニング素材かと思っていたら切花として評価されることも多々あるだろうと思います。

 

それではみなさま、ごきげんやう。

「フラワービジネスノート2021」のご購入はこちら

「フラワービジネスノート2021」の詳細はこちら

IMG_1883

 

pagetop