花研コーヒーブレイク
【週末閑話】おとなりいいですか??あっ偶然ですね僕も同じサイズのA5です
2021.01.24
こんにちは。ボンソワール桐生です。
このタイトルと写真が結論です。
「フラワービジネスノート2021」を企画・制作するときにいろいろ悩みましたが、定型のA5にしました。一般的に流通している商品サイズが最終的には使いやすいかなとか、そういう考えです。
今週、中央通路にスイートピーの展示があります、各県の方々出展いただき、とりわけ染め商品には色、そしてネーミングとに素晴らしい創意工夫があり、また今年らしさもあり見応えがあります。その展示を見ていたら、商品説明のリーフレットが目に留まりました、それはA5サイズだったからです。偶然ですね。フラワービジネスノートもA5サイズなんですよ。今でもそうですが、産地さんの商品紹介パンフレットは、A4サイズが最も多いと思います。カタログ印刷などを発注したことのある方ならご存じの通り、定型なので価格が安定していて、印刷の発注も極めてやり易いのです。これは定型の良さ。
デメリットは個性的に展開しようとするときに埋もれやすいうこともあるかもしれません。ともあれ生産地のみなさんから発信されるパンフレットはA4サイズが多く、買参人さんも多数のチラシ、パンフレットをA4バインダーなどで保管するケースが多いので、定型サイズは保管に重宝されていると思います。(もちろん保管ということにおけるメリットであり、配布となるとまた別です。)
A5サイズはこのA4の半分です。A5を開くとA4です。
こういうサイズを定型化し、サイズ同志にも意味ある関係性をもたせることで、社会全体のコストを下げることができます。話はとびますがISOというのはそういうことです。国際規格、世界中である製品、サービスを標準化することで、調達や比較を容易にするというもの。花はなかなか難しいのですが、オランダではかなり標準化を進めています。日本では各生産者、生産団体毎に出荷規格がやや異なり、箱なども違います。それはそれでいいのですが。
もはや古い話になっているかもしれませんが、小泉純一郎氏が様々な規格の段ボール箱を記者会見場に積み上げ、その前で日本農業の非効率性などを訴えていました。ありましたねぇ~。
標準化と個性とは両面あるので、バランスなのですが。
ということなので世界基準のA5に揃えましょうということではなく、偶然ですね。あなたもA5でしたか、私もです♪という話でした。
タイトルが結論だったので最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。ごめんなさい。これ以上の結論はありません。
それではみなさま、ごきげんよう。
フラワービジネスノートも研修会延期・中止の代替お手土産などに使っていただければと思います。