花研コーヒーブレイク
カーブサイドと花ビジネス
2021.01.13
こんにちは。ボンソワール桐生です。
「カーブサイド」という言葉すら、グーグル翻訳で今知りました。curve sideかと思ったらcurbside。
curbは歩道の縁石を意味し、カーブサイドとは「歩道の縁石側」という意味だそうです。
はー、そういわれてみればそうかな。それじゃ縁側はサイドサイドかいな。ヒラメのエンガワはflatfishのflatsideか。
ほんまか??そんなんからまんといてー!!!っていう感じでもあります。
<割り込みボンジュール>
うーん、なんだかそういうのって、「リストラ」という言葉はsquirrel tigerで、「イカサマ」という言葉はMr. Squidだという発想に似ていますね(笑)
聞こえた日本語の文字列をそのまま英語に直訳するみたいな手法です💦
<ボンソワールに戻る>
話をカーブサイドに戻しますと、カーブサイド社という企業があります。アメリカで2013年に元アップルの従業員に創業された会社です。その後楽天が買収したようですが、位置情報技術を活用したサービスを提供するのが事業の柱です。
それからカーブサイドピックアップという単語があります。ドライブスルー型のサービスのことです。事前にアプリで注文し、お店に行って車で受け取れるサービスモデルを指すそうです。ウォルマートなどが展開しているスタイルです。日本のドライブスルーは、お店に行ってから注文しますが、車社会ですから向こうではあらゆる業界が取り入れる、スタンダードなのかもしれません。
いずれにしても車社会のアメリカですからスマホアプリでの注文+店頭受け取りサービスなるものは幅広く定着しているようです。
2014年の記事を見ると、カーブサイド社は地元の複数の商店の商品を一つのアプリで選び購入し、店頭や指定のポイントでさっと受け取れるというビジネスモデルを提供していたようです。なるほど、単独チェーンによるものではなく地域密着型の小売店支援サービスでもあったようです。コロナがはびこり、あらゆるサービスは接触回数を減らすことが課題となりました。ちなみに、カーブサイドピックアップはウォルマートの主力サービスとなっているようです。
さて、ここまできてようやく今日の本題。
このカーブサイドつながりでカーブサイドフラワーという会社を報じるニュースがありました。
会社のコンセプトは社名のとおり、お花を素早く受け取りができるサービス+近隣エリアにデリバリです。もう一つ意味があってホームレスが働く場を提供するというもの。
花屋さんのバックにいるのはカーブサイドクロニクル社と言って、ホームレス支援の出版社です。日本にもあります。ビッグイシューという雑誌を新橋で掲げている人を見たことがあります。その雑誌を購入してもらうことでホームレスから脱出する資金とするというビジネスモデルです。同様のことをオクラホマを拠点として行っているのがカーブサイドクロニクル社となります。
さしたる結論がありませんが、花がいろいろな形で社会に貢献しているのかなと思ったところです。
それではみなさま、ごきげんよう。
ノートのご利用もお願いいたします。