花研コーヒーブレイク
【週末談話×さんぽみち】東京じゃダリアは12月まで咲いちゃいますね
2021.01.10
こんにちは。ボンソワール桐生です。
正月に散歩して気が付いたのですが、寒くなってから見るダリアはこれまたさらに奇麗ですね。
私のイメージですとダリアの切花営利栽培は夏から秋にかけて露地栽培。用途は主に業務用。11月に霜が降りると露地ものの出荷はおしまいで、あとはハウスもの・・・というイメージです。
鉢物のダリアは切り花ほど注目を受けていないように思いますが、ダリアはガーデンでもすごいというところを多くの方に知っていただきたいと思います。写真は12月21日に都内で撮影したダリア。ダリアって冬の花だっけと思うぐらい葉も青々と元気です。
日長がうんと短くなるとと花が露心といって花びらの数が少なくなったり、花を咲かせず休眠すると栽培マニュアルなどに書いてあります。どうですかね、花は咲き、またこの花はちゃんとした花型ではないかなあ・・・ホントよくこの時期に咲いてますね。
思うに、都心部は気温が高いですし、街も終夜明るいので12月でもダリアは咲き続けちゃうのかな。年末に撮影しましたが、年またぎのダリアも都心には結構ありそうです。色も豊富で花もばばーんとかっこいいので、植え込み用に売れませんかねえ。
この日、そんな日を思ったのでした。
【後日談】
所用あり、小学校の生活科(小学一二年生の理科にあたるような学科)における植物栽培に関する論文を読みました。植物を通して自然とのかかわり、自然の素晴らしさを学ぶというものです。論文では、教科書ごとに対象とする植物を図表にまとめており、それによれば、ダリアを参考事例として取り上げている教科書もあるようです。ほとんどの教科書では、朝顔とヒマワリの栽培をすすめるようです。
内容は、参考事例としてダリアを取り上げるもの、栽培をすすめている訳ではないようですが。(ただし調査に用いた教科書は平成27年版、出版社名は伏せられています)
へー、本物のでかい花をつけるダリアを小さなころに間近で見たら自然をスゴイと思うんじゃないかねえ。わかりませんが、そんなことを思いましたよ。
それではみなさま、ごきげんよう。