花研コーヒーブレイク
<さんぽみち>梅屋敷で梅の花をみた
2021.01.11
こんにちは。ボンソワール桐生です。
大田区にある梅屋敷(うめやしき;地名)は江戸時代、梅が多数植えてあり、時期になると大勢が訪れたそうです。そこにひと儲け考えた人がおり、茶屋と庭園をこしらえたところ、たいへん繁盛し、梅屋敷と呼ばれるようになったそうです。現在の地名につながるストーリーがあったんですね。
ところが散歩に行きますと、現在ではその当時を伝える梅はごく一部公園として残っているのみです。公園もそんなに広くはありません。しかし正月にはすでに開花していていい香りです。
梅は香りを楽しむものですから、顔を近づけマスクを取ります。しかし、マスクを取る前から梅の香りを感じることができます。梅の香りってすごい拡散力ですね。そういえばふと思い出しましたが、キンモクセイもマスク越しに香ります。花の香りとはスゴイ性質だなあと、ちょっと思いました。
寒いシーズンですが、冬は梅、ロウバイ、沈丁花など方向の豊かな庭木があり、散歩も楽しいものです。
それではみなさま、ごきげんよう。