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2020年ご挨拶

2020.12.29

【ご挨拶】

 

2020年は新型コロナウィルスに翻弄され、どなたさまにとっても大変な1年であったこととお察し申し上げます。

弊社においても講演や研修などのご依頼が多数キャンセルとなりましたが、一方で、オンラインセミナーを行ったり(慣れずに骨を折りましたが)、zoomやteamsの会議、在宅勤務など新しいこともできました。みなさまにとっても、ご苦労の多かった中にも、弊社がそうであったように新しい時代への適応の芽生えがあった年だったことと思います。

 

人はその知能の高さから、地球上の生物の頂点に立ち、あらゆることをコントロールしているように見えます。しかし、この度のコロナ禍を経て地球には多様な生物が生存していて、人にはどうにもコントロールできないことが多々あることを思い知ることになりました。人は地球上のほかの生物と常に共存していて、あらゆる環境に左右されながら生活させてもらっていると思った方が自然なのかもしれません。

 

新型コロナ感染者は、来年1月には1億人に達すると見込まれ、死者数も本日時点で200万人に迫る勢いです。このような状況を鑑みるに、人口は増え過ぎてしまい、そのバランスをとるために人口調整の局面を迎えているとさえ思ってしまいます。WHOからも以前より人口爆発に関する懸念が発表されていました。また、昨年の11月に出版されたある生物に関する専門書には、地球の中で生物学的に人の数が増え過ぎているという一文がありました。2020年、人類にとってはかなり難局を迎えることになりましたが、一方である意味必然と思っている専門家も多くいらっしゃるのかもしれません。私たち一般人にとっても地球は人間だけのものではないことを思い知らされる機会となりました。そう考えると、今、約1年のコロナ禍を経て「コロナウイルスを克服しよう」とか、「コロナに打ち克った証」などの表現に少し違和感を覚えるようになったことにも気づかされます。私たちは地球に住まわせてもらっていると考えたほうがいいのかもしれません。あらゆる点において、学びの多い1年だったといえるでしょう。

 

みなさま、本年も大変お世話になりました。また、落書き版のようなこの徒然ブログも、いつもご愛読くださいまして心より御礼申し上げます。

 

来る2021年におきましては、コロナが終息し、みなさまにとって実りある良い1年になりますことを心よりお祈り申し上げます。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

次は1月4日にお会いいたしましょう。

 

株式会社 大田花き花の生活研究所 一同

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