花研コーヒーブレイク
「今年の〇〇」予測が毎年当たらない件
2020.12.16
こんにちは。ボンソワール桐生です。
12月に入りますと、「今年の○○」とか「来年の○○」という流行ったものや話題になったものをランキングしたり、そこから流行を予測・提案するリリースが増えます。一般的に日本人はラインキングするのが好きなのだそうで、相撲番付のような番付表を各人の趣味の範囲で作っていたそうです、大昔から。
さて私でもでは、情報の収集を兼ねていくつかのそうしいた「今年の○○」というのをあらゆるジャンルから集めるようにしています。何かのときに見直せるようにしているのです。検索すればすぐにわかる時代でもありますが、一覧にしておくとなにかと便利です。そのように毎年データを集めるのですが、来年の予測なども勝手に行います。予測については公表するものでもなく、自らの予測能力を高める一つのテストとトレーニングとして行うものです。
そのベンチマークジャンルの一つ、ぐるなびが毎年発表する「今年の一皿」というイベントをご存じでしょうか。世相を反映した食を選ぶことで日本の食に関するトレンドを発信するものです。今年は「テイクアウトグルメ」でした。なるほどと思います。ちなみに2019年はタピオカを選定していました。これもなるほどと思います。
私も農産物情報を扱う企業ですからできるだけ食に関することも知りたいと思いまして、毎年のようにぐるなびの発表する一皿を予測しています。今年は代替肉がくるかなと思いましたが前述のように外しました。外しましたが、ノミネート3品に入っていました。ノミネートは代替肉とシャインマスカット、ノンアルコールドリンクです。
確かにコロナ禍でテイクアウトグルメは圧倒的に流行りましたので致し方ありません。しかし恐らく2021年は代替肉です。代替肉についてはこのコラムでもなにかと書いた記憶があります。最近読んだニュースでもタイで鶏肉の代替肉が云々という記事がありました。代替肉でも植物由来と培養肉とがあるようですが植物由来の代替肉はきっと保存性もいいのではないかと思います。
このコロナが来年には収束するのかもしれませんが(してほしい!)、流通の不安定さが続くと思いますし、家畜とウイルスの問題はどうも収まるところがないようです。生産者さまや行政のみなさまのご苦労をお察しいたします。そうした背景から来年は代替肉が一皿に選ばれるでしょう。
・・・言い続ければいつか当たる!という方法もあります。
ふーんと思っていただいたら、こちらをポチッとお願いいたします↓
だいぶ在庫が減ってきましたので(おかげ様で!ご購入くださったみなさま、誠にありがとうございます!)、お早目にどうぞ。